2018年05月26日

池坊展 経済界の華道人 作品報告

2度目のリアル花展となり、会場にはそれなりの慣れがありましたが、構想から生け込みまでのプロセスにおいては新たに学ぶものが多くありました。

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最も重要と思われるのは、出瓶のための自由花はあまり自由ではないということです。池坊らしい自由花となると、そうではないものとは異なるように生けなければならず、そこからも必ずしも明確ではない種々の制約が生じます。
制約こそが創造性の源泉ゆえにむしろ歓迎すべきこととはいえ、明確なルールを守ればある程度のかたちが出来上がる状況と比較して、より難しいとも考えられます。

ここから自由花は入口の花型でもある一方、また奥深いものであることがわかります。
ここでは改めて他の芸術分野、特に造形、描写に関わるものの素養が効いてくると感じられます。さまざまな角度から自分の作品について考えることで、他者の作品を鑑賞する際も、その解釈が深まります。

石黒 光
自由花


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基礎知識・テクニックもまだまだですが、今回の出瓶を通じてむしろ学ぶべきことが増える一方、何を学ぶべきかは次第に明らかになってきたように思います。

石黒 光


posted by morikadou at 08:00| Comment(0) | 池坊いけばなLuxe リュクス