2019年01月02日

初春


初春

新年あけましておめでとうございます
初めて人様に作品を披露させていただきます。

華道。「創る」楽しさと厳しさに喜びを感じす。
2019年も日々、精進したいと存じます

自由花

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小嶋慎一郎



posted by morikadou at 21:00| Comment(0) | 花展

松姿紺碧


松姿紺碧

自由花
花材:松、南天、胡蝶蘭

フランスの画家、イブ・クラインの専売特許である『クライン・ブルー』を彷彿とさせる花器との出会い。
一目惚れしたその紺碧の一瓶を、今回のイメージの核である『冷たくも美しい冬の海』に見立てました。

その波頭の向こうに見える、力強くも繊細な立ち姿の松、足元を彩る紅色の南天と儚げな蘭。
これら青緑紅薄桃色のコンビネーションが、新年を迎えるにあたり凛と背筋を伸ばしながらも、心の底から湧き上がる喜びと重なったように思います。


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宮師 雄一



posted by morikadou at 18:00| Comment(0) | 花展

温故知新


温故知新

生花正風体
花材:梅、松、胡蝶蘭

よく学び、新しいことにチャレンジする年にしたいと思います。


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土合 朋宏



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「凛華の哲学」- 瑞風

「凛華の哲学」-瑞風

花材: 胡蝶蘭、木瓜、タニワタリ

金融市場に関わる身として、市場の不確実性が高まるたびに、日本銀行第24代総裁前川春雄氏を形容する言葉、「奴雁(どがん)の哲学」を思い起こす。
奴雁とは、季節の陰陽の変化に伴い往来する渡り鳥で、仲間達が餌を啄んでいるときに群れの周囲で不意の難に備えて見張っている雁のことをいう。

みんなが一方向に向いている時こそリスクがある。2018年はそれが金融市場で具現化した年であった。2月、10月と市場が崩れる中、自分自身は奴雁でありたいと思った。

その想いを胸に、凛と立つ雁ではないが、凛と立つ胡蝶蘭を奴雁に見立てて活けた。2019年に瑞風が吹くこを祈りつつ…


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藤井崇之



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Season’s Greetings

Season’s Greetings

花材:松、胡蝶蘭、木瓜、赤柳、椿

4月に金沢で見つけた花器が正月向きと考え、これを用いて空間の広がりを表現するにはまず松、他に季節感を重視して選定することとし、花材の組み合わせは比較的すんなりと決めることができました。

花器の形状がこれまで用いてきたものとはやや異なるため、実際に花材を安定させるには工夫が必要で、リハーサル、習作の重要性を認識させられました。特に松の場合、枝の形状のバラつきが大きいため、気に入ったものを入手するには花材店に足を運ぶのがよいとのアドバイスをいただきました。

実際に伺ってみると専門店の現場は予想とかなり異なり、今回の花材選定のみならず、今後の注文の仕方や一般のフラワーショップの見方に向けてとても参考になりました。以前の作品と比べて構想と実際の作品のギャップが縮められたように感じられました。

頭の中のイメージ形成からそれなりの作品に自力で具体化していくプロセスに必要なピースが少しずつ揃ってきたと思われ、大きな収穫となりました。

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石黒 光


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泊舟 

泊舟

小舫一艘新造了
轻装梁柱庳安篷
深坊静岸遊應遍
浅水低橋去尽通
黄柳影籠随棹月
白蘋香起打頭風
慢牽欲傍木瓜泊
借問誰家花最紅


新たに小さな舟を一艘造り終えた。
船内に細い柱を立てて、篷葺きの屋根をつけた。
水深の深いところ、静かな岸、そうだ、どこにだって行ける。
水深の浅いところ、低い橋でも通り抜けて、どこにだって行ける。
黄色く芽吹いた柳の木の映る水面には、棹にそってついて来る月が光っている。
白い浮草の花の香りが、頬を打つ穏やかな風の中、そっと漂ってくる。
ゆっくり舟を曳いて木瓜の咲く木陰に停泊させようと思うが、
さて、どの家の木瓜の花がもっとも紅に色づいているだろうか。

※白楽天「小舫」改、原文では木瓜の箇所は櫻桃になっている。
※花材:木瓜

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高槻亮輔






posted by morikadou at 06:00| Comment(0) | 花展