2020年04月13日

鼎 に生花をいける

皆様 四月も中旬にはいりました
なかなか トンネルの先の出口が見つかりませんが
いかがおすごしでしょうか

今日は先月 自習しました生花作品を ご紹介いたします

 祈りの花

竹で作られた 池坊の生花に用いる伝統的な花器
  かなえ、と読みます
古代の青銅器の鼎の形を写しているため こう呼ばれ
真の花形で  生花一種いけ 又は二種いけをいけます
今回は行李柳と小菊 基本の王道の組み合わせ


花形 生花正風体 二種いけ
花材 コオリヤナギ、小菊
花器 鼎   花留 又木配り


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この花器は高さ30センチくらい それに合わせて
花材をいける長さに切って 準備します
鼎の中に テーブル右手のYの字の木枝 (又木という) を 
ぴったりと動かないように留め入れます
このあたり どうしていくかは お稽古で...
出来上がったのが こちらです

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剣山がまだなかった時代 生花はこのようなやり方で
いけられていました
草木に優しく また 生花における重要な 「水際」が
スッキリと見えるため 簡潔な美しさが強調されます

生花は どんな場所でも 置かれたところから太陽に向かって
伸び上がっていこうとする 草木の根源的な姿を 
人が希望や未来にむかって頑張ろうとする姿 に重ねて
簡潔にすっきりと表現する 
そこに私達は 共感と美を感じるのだと思います
先ずは花配りをいけられるよう 技術を学ばなければなりませんが
形の中に表れる 心が重要です

今出来ることを 精一杯生きている草木
改めて 自らを振りかえり
世界中に 一日でも早く 安寧の日が訪れますように
祈りたいと思います

このブログをご覧の皆様 こころ携えて参りましょう
皆様からも メッセージやお花の写真などございましたら
ぜひ 私にメールください 大歓迎です!

どうぞ 穏やかな一週間をおすごしくださいませ


森由華







posted by morikadou at 10:00| Comment(0) | 平成、令和たおやめぶり
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