2020年06月15日

MORIYUKAstyle-池坊 「 FOREVER together 」

皆様 おはようございます 
月曜日の朝 今週も動き始めますぴかぴか(新しい)
蒸し暑い梅雨の最中ですが 少しでもさらっと気持ちよく
一週間をお過ごしください

さて 先月から始まりました 新カテゴリ
  MORIYUKAstyle-池坊
私が過去の花展やイベントで発表したいけばな作品について、その当時の制作過程や作品に対する思いを知っていただき、皆さんが自身での作品制作をする際のヒントになればと願います。
自分だけで楽しむいけばなとは違い、人に見ていただく発表の場合、喜びの前にたくさんの悩みや不安がついてきます。
楽しく悩みましょう! それがいけばなの醍醐味です。

四回目にご紹介するのは ミレニアム前
1998年 旧七夕会池坊全国華道展 青年部席に出瓶した
幅 4メートル×奥行き 1、8メートル空間の超大作 自由花 


二つの大きな星が出会うような空間 ぴかぴか(新しい)を造形し花で演出
 「 Forever Tgether 」と名付けました
花材 ストレリチア、オンシジューム、セローム、ビンロウヤシ

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やりたいことに 挑戦してみよう

青年部長として超大作のスペースを任された時、どうしようかと悩みました。でもせっかくだから、やりたいことをやってみよう!と決断。異質素材を使って星の造形を作り、そこに花いけてみたい。そのためにデッサンを描き、家族に協力してもらいながら自宅のリビングルームで制作しました。

発泡スチロールの板や球をカットしたり、接着したり。土台は照明スタンド。そして、分解したものを京都に発送し、会場で組み立て最後にようやく花が登場。一見ステンレスで出来た造形に見え、重いと思われたのか「 女性三人でよくこんな重い造形を作れたね 」と言われました。本当はスチレンボードなので軽かるですが。

この自由花は池坊らしい作品ではなかったと思います。でも、この時はやってみたかった。それしかない。その衝動を形に出来てよかったと思います。その分、廻りを引っ張っていく責任もありますが。。青年部の二人と自分の生徒一人はよくついて来てくれたなと、感謝しています。


その2年後 
2000年の支部花展で 森社中四人で制作した
幅3m 高さ2 m の 超大作自由花

会場は日比谷 国際フォーラム  天井高4m以上の高さから吊って
  「 Hands of god 」と名付けました

花材 アンスリューム、胡蝶蘭、オンシジューム、モンステラ

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皆でいける楽しさを知って 世界が広がる

天の雲間から降りて来る太陽の光、これをいつかいけばなで表現してみたいと思っていました。その絶好の機会が高い天井のある国際フォーラムでの超大作自由花でした。

ミラー版をカットしていくつもスピーカホーン状のものを作り、葉巻形のベースに括り付けていきます。花と水を入れたボトルをオーロラフィルムで隠しながら装着! ベースはしっかりそして軽く作らないと、花材が重いため天井から吊る時に不安でした。でも、このベースに時間をかけた事で生け込み時の楽しさは倍増します。

自分の生徒さんと一緒にいける喜び、完成の時の達成感は一人では味わえないものでしたexclamationそれまで、個人作品での表現を追求していた私が、皆でいける大変さと楽しさに目覚めたのです。この辺りから「教えるということは 教えられるということと気付けるようになりました。この気持ちは、皆さんにもぜひ味わっていただきたいと思います。

異質素材や加工素材にはまっていたこの時代があったから。一人でいけるのも良いけれど、皆で作るのも楽しいと気づけ、今があると言えます。生徒の皆さんには、機会あるごとにこの気持ちを伝えていきたいです。

 ( 今回は作品写真の画質が良くないこと、おわびいたします。皆さんの想像力でカバーしていただければ有難いです。)

では、次回に繋げていきましょうexclamation×2
7月1日 立花新風体を予定しています。


森由華




posted by morikadou at 07:00| Comment(0) | MORIYUKAstyle-池坊
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