2020年01月02日

煌めく春 2020

「 煌めく春 2020 」

関口 絵美 (正教授三級)

花形 生花新風体

9_関口.jpg


新年の慶びを生花新風体で表現させていただきました。
堂々とそしてダイナミックな枝垂れ柳は、まるで大きな幸福で包み込んでくれているかのようです。幸せに満ち足りた日々のおとずれを予感させてくれますね。

南天には、「難を転ずる」という言葉の由来の通り、様々な天災に見舞われた昨年への祈りを込めました。

そして、なんといっても今年はオリンピックイヤーです!
2020年の幕開けにふさわしく、美しく咲き誇る胡蝶蘭が華やかな一年を称えています。

皆さまにとって素敵な年となりますように。
今年も四季の移ろいや草花の命に寄り添い、一層の精進に励んでまいりたいと思います。



花材:枝垂れ柳、胡蝶蘭、南天


posted by morikadou at 09:00| Comment(0) | 花展

飛躍への控美

「 飛躍への控美 」


藤井 崇之 (脇教授三級)


花形 自由花


8_藤井.jpg


地に足がつくように、成長し続けるようにという願いが込められた「根曳松(ねびきまつ)」。
人生うまくいかないときもある。
そんな時こそ足元を固めて次の上昇気流を待つ。
上手くいかない時こそ努力し次のチャンスを待つのだ。
糸菊で華やかさを添えつつ、ナンテン(難を転じるための努力をしつつ)で願掛けを行ない、“将来への飛躍”を「控えめな美」を表す椿(ツバキ)で表現した。

トーマス・エジソン曰く、
「人間の最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。」。
ホバリング状態が続いた平成最後(令和最初)の年、何度もう一度だけと思ったことだろう。

これは2020年の飛躍への糧であったと言いたい。
そう準備は出来ている。
いまこそ控美から飛躍へと邁進したい。


花材名:根曳松、糸菊、ツバキ、ナンテン


posted by morikadou at 07:00| Comment(0) | 花展

2020年01月01日

その先へ

「 その先へ 」

石黒 光 (華掌)

花形 自由花

7_石黒.jpg


令和初の新年、オリンピック・イヤーを迎えるということで、赤、白、緑、ゴールドの祝祭的コンビネーションを用い、シンプルな中に華やかさと勢いを表現できないかと考えました。
タイミングよく、大きく開いた花と伸びた枝先に開花に向かう蕾が得られましたので意図するところに近づけたかと考えます。
花器が視点の高さ及び水平360度いずれの位置からも表情が変わるものなので、花との相対的な向きとカメラ位置にも工夫が必要でしたが、よいポジションが得られたと思われます。

花材名:椿、 ウィンターベリー


posted by morikadou at 19:00| Comment(0) | 花展