2020年02月10日

橘賞受賞の御礼

この度 池坊中央研修学院の修了式に際し 私達麻布橘会より 薙野直子さんが 教養B課程で「 橘賞 」を受賞しましたexclamation×2

 ( 毎回授業でいけた実技作品に点数がつき
 学年が修了する時、成績優秀者に授与されるのが橘賞です)
 
二年間を通して いろいろな状況があったかと思いますが
コツコツと継続してお稽古を積み重ねてきた直子さんは
約九年前 表参道wanocoto教室に入会されました
本人曰く 「 五十の手習いでいけばなを始めてみました 」
なんとなく始めたことが 四年前に中研に入学し頑張ってきた先に
このようなご褒美があるなんて 華の道は素晴らしい!!
本当に良かったですね おめでとうございます祝マーク祝マーク祝マーク
また 直子さんを見守っている御家族皆様にも御礼を申し上げます

 由華

かわいい直子さんからのメッセージです


中央研修学院での教養科B課程が終了しました。Aから始まりかれこれ4年通ったことになります 。
ウォーキングディクショナリーという表現がありますが学院の先生方はまさにそうでした 。 その貴重な教えは多岐に渡り、目からウロコが落ちるようなお言葉を沢山頂きながらも、すぐ右から左に消え去り、なかなか覚えられず身につかず、何度も失敗を繰り返してきました。

お花の事だけを考えてはいられない日々の生活の中で作り出すお稽古の時間、そのしわ寄せに加えて課題への不安や素敵に生けられない焦りなどなどでいっぱいになりながらも、これまで続けられたのは、ひとえに一緒に学ぶお仲間がいたからに他なりません。
ひとりではないという心強さと、励ましあい助けあい刺激を受けあって共に進んでこられました。
そして何よりお稽古で我が事のように熱心にご指導くださった森由華先生のおかげです。
年とともに脳はスカスカになってきていますが、お稽古での森先生からの叱咤激励をいただきながら、学びの心を忘れず諦めず、今しばらく歩んでいきたいと思います。

応援してくださる社中の皆様、中研のお仲間、お世話になった皆々様、
そして森由華先生に、
心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

薙野直子
かわいい


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posted by morikadou at 13:01| Comment(0) | 池坊中央研修学院

2013年11月27日

憧れの『二真』ふたつじん

皆様 こんにちは お元気でらっしゃいますか
先週くらいから 寒さもつのってきましたね
あと少日で11月も 終わり 
陽ざしの温もり晴れとともに 毎日を大切にすごしたいものです

久しぶりに 私の出番!今日は何を載せようかなと
頭に浮かんだのは 池坊中央研修学院 総合特別科
森部立花研究室で立調した 『 二真 』(ふたつじん)ひらめき
今日はこの作品を ご紹介いたします。

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この切手は、昨年『池坊550年祭』を記念して発行された
切手シートの一枚 
江戸時代初期に活躍した 池坊専好宗匠(二代専好)が
1600年代に立てられた 立花の絵図です

昨年 池坊550年祭記念花展では
森部教授が この作品を 復元されました
竹は水揚げが 非常に難しい花材ですが この時は
一週間ずっと同じ竹が 生き生きと伸びたっていて 皆を
驚かせました

そして これを記念して 昨年より第三期の実技
最高学年の三年生は 二真をしてもよいことにグッド(上向き矢印)
先輩のいける二真が立ち並ぶ教室は 圧巻exclamationでした

私も来年は!と ようやく念願かなって、、 先月チャレンジ
竹も松も格が高く 想像以上の手応えです
お隣どうしで助け合い 絵図を確認しながら 完成ぴかぴか(新しい)

   2013101514080000.jpg

二代専好は どのような思いで この二真を立てたのでしょう
従来の立花十九ヶ条の二真 と違い 竹を優しく見せるために
下段に木を使い 右方の松を強く見せるために 下段に草を
使っています ここに二代専好の 並々ならぬ表現力を感じます

   2013101514080001.jpg

左の竹と右の松の間は 下から上まで等間隔に空間を作り
明かり と呼びます
長寿繁栄を表す『松』 礼節の象徴『竹』
この 明かりの向こうに 何が見えるのか、、
背筋を伸ばし 気持ちをきりっと対座しなければ
すっきりと緊張感のある 明かりはできないと思います
今回は とてもそこまではいけなかったな と反省
また 立調したいと 思わせる内容でした

   CIMG1698.jpg

そして 研究室に立ち並んだ 二真群exclamation×2
山の峰峰のように 壮観です
よかった! 私もここにいることができて
改めて 感謝しました

時代は変われど 伝承あるかぎり
花に思いを 寄せようとする その心は変わらず  
その心をもって
今の時代を映す 立花新風体に 活かしていきたい
そう自分に誓った 『二真』

森部先生 研究室の皆様 有難うございました

               かわいい 由華
posted by morikadou at 10:15| Comment(0) | 池坊中央研修学院

2013年08月13日

今年の蓮



池坊いけばなを学んで よかったと
思うことの ひとつに 
年齢を重ねるのが 楽しくなったことがある

十年前にいけた蓮 と 今年の蓮は まったくちがう
その時の わたしを映し出している
たとえ未熟でも なんとか精一杯いけたと思えば 気持ちがいい
そして また いけたいと思う

来年の蓮は 十年後の蓮は
どのようにいけられるのだろうか 想像すると
楽しくてたまらない
待つ 楽しさを いけばなは 教えてくれた


       蓮と葦、薄の立花正風体


       2013073014530000.jpg

            池坊中央研修学院 総合特別科
            森部立花研究室 第二期第二作
              花材 蓮、葦、薄、河骨、桔梗、銀宝珠
              

今年の蓮は 炎暑の中を泥中から 伸びたった
葦と薄で 風をおくる
盂蘭盆の季節 先達への敬意感謝をこめて 

半日も待たずに 様相が変わる 蓮の儚さ
だからこそ 一瞬の永遠を信じたい

来年も 蓮をいける

                       由華
 






   
posted by morikadou at 13:20| Comment(0) | 池坊中央研修学院