2020年01月08日

自ずからあふれる心

今年の初いけ式
何を生けようかなと 年末より考えていたのですが
たまたま出会った花器が 自由花用でしたので
七年ぶりに 自由花をいけてみました

花材は前日に 家元御用達の花市商店で
白玉椿 藪椿 雪柳 南天の実と 
色は紅白に 動きは水仙と雪柳で と決めます
当日の朝 一時間余りで完成させる初いけは
迷ってはいられません
紅白の椿を 雪柳の柔らかな風に乗せて
水仙の葉をなじませます

7BB028DE-D429-4078-A3A2-022F9D51439A.jpeg


池坊の哲学でもある 「 自ずからあふれるこころ 」
令和の意味 beautiful harmony に 表して

東京までの帰路 泰然とした富士山に力をいただきました
今年も一年 精進いたします


17A064FA-9069-49DD-B58E-F945E6100D53.jpeg


森由華





posted by morikadou at 08:00| Comment(0) | 平成、令和たおやめぶり

2019年12月18日

令和元年へ感謝をこめて 拝真(おがみじん)の立花


令和元年一年 自身の稽古納めも兼ね
京都家元の池坊中央研修学院 森部教授の三日教室へ 行ってまいりました

「 拝 」

立花十九ヶ条より 冬を代表する立花の一つ
水仙一色 から直真の「拝み真(おがみじん)」を立調しました

池坊の先人が考えた 手を合わせて拝む祈りの姿
水仙の花を そっと葉で包みこむように
今年への感謝と 新年への思いをこめて
お世話になりました皆様 生徒の皆へ
お贈りしたいと思います


花形:立花正風体 直真
花器:銅製花器 白珠  込藁使用
花材:水仙、著莪、寒菊

F3199963-682B-488E-B075-810D1D5C5B81.jpeg

花器に込藁を入れて花留めとし
水仙の葉五十本あまり 花にも全てワイヤーを通して準備
真の拝む姿から 葉を手でためて動きをつけていきます
水仙の葉の動きが見どころで 正面から見て葉が重ならないよう
全体と部分を細く確認します

格調と優美さ 凛とした水仙の姿を思い描きながら
六時間余りの集中は 清々しいものでした
森部先生 ご指導を有難うございました
教室の皆様 大変お世話になりました

この充実感を 年末のお稽古に還元できますよう
さらに精進したいと思います
週末は 水仙一色に初めてチャレンジする生徒さん達の
お稽古があり とても楽しみです

皆様どうぞ 今日も良い一日を お過ごしください


森由華




posted by morikadou at 07:00| Comment(0) | 平成、令和たおやめぶり

2019年12月16日

陰の花 水仙にかぎる

皆様おはようございます晴れ 忘年会や新年への準備で慌ただしい歳末
いかがお過ごしでしょうか
私は昨日 富士山の新雪に清々しい英気ぴかぴか(新しい)をいただきながら京都に入りました

FD21D092-8794-424E-BF25-E40902E682DE.jpeg

今日明日と 水仙の立花を研修しますexclamation
令和初年度を締めくくる作品になりますよう 頑張りたいと思います

水仙は 陰(冬)の季節を代表する 草の花
池坊では 生花七種伝の一つとして 特別ないけ方をします
    陰の花 水仙にかぎる 賞美すべき花なり
の教えの如く 池坊人には長年愛されています


寒風に凛とした佇まいで咲く その姿と芳香に惹かれ
一度でも水仙生花いけると その簡潔性と独特ないけ方に 水仙への見方が変わります
生花ビギナーズの皆にはぜひ 体得していただきたい 冬を代表する花です

さあ 今週も元気で お仕事にプライベートに充実されますように
今週も宜しくお願いいたしますexclamation

森由華


posted by morikadou at 07:01| Comment(0) | 平成、令和たおやめぶり